天然素材の業務用食品容器が人気となった背景
お弁当というと、学生はもちろんのこと大人でも必ず1度は手に入れたり、作ったりするものです。昨今は不特定多数が集まる場所を避ける傾向があり、飲食店でも店内飲食ではなくテイクアウトをしてひとりで召し上がる方も増加傾向です。その際は必ず業務用食品容器にお料理を入れて手渡されています。以前はプラスチック製のタッパーという食品容器が主流でしたが、昨今では業務用でも天然素材の食品容器が人気となっています。
なぜ天然素材の業務用食品容器が人気なのか、ここで見ていきましょう。それは環境保全の観点が色濃く、SDGs運動の影響ともいえます。どなたでもSDGsという言葉を一度はニュースや新聞で目にされていることと存じます。2019年に国連とG7によって制定をされたもので、17個の持続可能な開発目標を掲げているものです。
地球温暖化の抑制と環境保全を織り交ぜており、日本ではリサイクル運動と脱プラスチックの目標を掲げました。以前使用されていた食品容器はプラスチックであり、このことが天然素材の活用へとシフトチェンジをするきっかけとなりました。おもに竹の皮とスギの間伐材を使用した容器になっています。竹の場合はおにぎりや焼き鳥、精肉を包むのに役立っており、殺菌性を備えた万能なアイテムです。
スギの間伐材は弁当箱に加工をされていて、曲わっぱという名称で呼ばれています。燃えるゴミに出すこともでき、資源を有効活用したアイテムです。
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